炭の素は原料にヤシが主に使われます。「炭化」の工程は備長炭や竹炭とあまり変わりはありませんが、さらに「賦活」といわれる工程が追加されます。
「賦活」の工程では、原料の炭素分と水蒸気を反応させ細孔(穴)を作ります。原料賦活の温度や時間を変える事で、様々な大きさの細孔(穴)を作ることが可能です。炭の素の表面積は1グラムあたり1,000以上になります。
備長炭や竹炭は原料であるウバメガシや竹を、300度〜700度の温度で炭化を行います。炭化の温度の違いで出来る製品の用途が変わります。
燃料用に使われる備長炭などは比較的低い温度で生産され揮発分を残します。低い温度で炭化された製品は高い温度のものに比べて比較的大きな細孔(穴)ができ、若干の吸着性能がつきます。表面積で1グラムあたり200〜300のものが一般的です。
部屋の置物などで使われる炭は高温で処理され、緻密でたたくと金属音がする炭になります。高い温度で炭化された製品は小さな細孔(穴)ができます。